「日本にいる難民の現状と課題」というテーマでシンポジウム開催

学生から日本の難民制度、日本にいる難民の方へ質問を集め、パネリストの方に事前に質問をお渡し、お話して頂きました。

パネリストの方々

  • 法務省入国管理局:菱田泰弘様(総務課難民人認定室 補佐官)
  • 難民審査参与員:池上清子様(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授)
  • 社会福祉法人さぽうと21:吹浦忠正様(理事長/NPO法人 難民を助ける会特別顧問)
  • UNHCR難民高等教育プログラム学生:ホワ グム ラット ゾウ様(明治大学)
  • UNHCR駐日事務所:川内敏月様(副代表・法務担当)

 

日本の難民認定制度が存在することは知っていたのですが、難民に認定されるプロセスの中で、難民審査参与員という方々がいて、政府以外の方も関わることを初めて知りました。法務省だけでなく難民審査参与員が加わることで中立性が保てるとおっしゃっていました。そして吹浦様のおっしゃっていた、一番支援をする上で難しかったことは「社会に共生意識を持たせることだ」という言葉が心に残りました。大学生になってから難民問題について学ぶことが多くありましたが、学ぶ中で難民問題をどうしても身近に感じることが難しかったです。しかし、実際に難民の方の声を聞くことで日本人としてできることは何だろうと考え、身近に感じることができました。(3年M.M.)

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