聖心女子大学と外務省霞関会との協力による「国際情勢講演会2018」、第2回目を開催いたします。
日時:6月9日(土)14:00-15:30
場所:聖心女子大学3号館1階 宮代ホール
一般公開いたします。予約不要、入場料無料です。
第2回となる6月9日には、「揺れる世界、国連、日本の国際協力」と題して大島賢三大使よりご講演いただきます。
世界では気候変動・核拡散・国際テロ・難民といったグローバル規模の課題が厳しさを増し、朝鮮半島・中東を中心に安全保障上の危機が増大しています。米国トランプ政権の誕生、中国の急速な台頭はこうした国際情勢の変化に拍車をかけ、先行き見通しを困難にしています。そういう中で、とりわけ北朝鮮とイランを巡る核不拡散・非核化交渉について考えてみます。
次に、こうした世界の中で、創設73年を迎える国際連合の存在と役割について評価し、国連改革とくに枢要な役割を果たす安全保障理事会の改革の試みに触れ、日本が国連において果たすべき役割を考えます。
さらには、国際開発協力の話題でアフリカに着目し、一つの具体例として農業分野で日本が過去10年間にわたりリーダーシップを執って進めてきた「アフリカのコメ10年倍増計画」を取り上げます。
国際交流学科の学生たちも講演会の開催・運営をお手伝いいたします。多くの方のご来場をお待ちしております。